あなたの周りの光、もっと知ってみませんか?

こんにちは!前回は光、輝度、照度についてお話しましたね。今日は、それに続いて、照明に関するさらに4つの興味深いトピックを深堀りしてみたいと思います。知っているようで意外と知らない、光の世界。一緒にもっと詳しく探求してみましょう!



照明の均等性とは 

照明の均等性とは、一言で言うと、ある空間内での光の分布の均一さを指します。例えば、部屋のある一点が明るく、別の一点が暗いと感じることがありますよね?このような場合、照明の均等性が低いと言えます。一方、どこを見てもほぼ同じ明るさを感じる場合、高い均等性が保たれていると言えます。オフィスや学校、商業施設などでは、人々が快適に過ごせるように照明の均等性が重要視されます。特に学習や作業をする場所では、照明の均等性が低いと目の疲れや集中力の低下に繋がるため、70%以上の均斉度が目指されています。日常生活で感じる照明の違和感や疲れの原因は、この均等性に関連していることも多いのです。


自然光と昼光率の関係 

自然光は私たちの生活に欠かせないもの。その自然光の量や質を数値で示すのが「昼光率」です。昼光率は、室内の昼光照度と外部の開放空間の昼光照度の比率を指します。学校の教室やオフィスなどの建築設計の際、昼光率が考慮されることが多いです。昼光率2%が一般的な基準とされていますが、高い昼光率を持つ部屋は、心地よい自然光を多く取り込むことができ、健康や心理的な効果も期待されます。たとえば、自然光の多い部屋での学習や仕事は、集中力の向上やストレスの軽減に役立つと言われています。


光束の役割 

光束とは、光の放射エネルギーを人の視感度で補正したものです。しかし、単に「光の量」というわけではありません。人の目は、特定の波長の光に対して感受性が高く、それを考慮した指標が光束です。具体的には、人が最も明るく感じるのは約555nmの緑色の光。このため、自然や都市の景色の中で緑がとても鮮やかに見えるのです。光束は照明設計や照明器具の選定など、私たちの生活の中での照明の質を決定するための重要な要因となっています。



蛍光水銀ランプと白熱電球の違い

 蛍光水銀ランプと白熱電球、これらは照明として広く使用されていますが、実は多くの違いがあります。 

発光原理

白熱電球は、フィラメントを高温に加熱して発光するのに対し、蛍光水銀ランプは、電極間の放電と、それによる水銀蒸気の紫外線放射を利用して蛍光体を励起し発光します。 

色温度

蛍光水銀ランプは白熱電球よりも高い色温度を持ち、白っぽいまたは青みがかった光を放ちます。

演色性

白熱電球は自然光に近い色の再現性を持ち、演色評価数(Ra)が90以上のものが多いです。対照的に、蛍光水銀ランプは一般的に60~80程度のRaを持ちます。 

寿命と効率

蛍光水銀ランプは白熱電球に比べて長寿命で、効率も良好です。 知っているようで知らない、光の世界。これらの知識を持つことで、私たちの周りの光に対する理解が深まるはずです。これからも光の事など色々なことを配信していく予定です!最近は、個人的な話になりますがYouTubeやSNS等の作業も多くこなしております。もっと早く知っていれば私も使っていたのにというものをご紹介します!クリエイターの方々には特にオススメの新しい学びの道です。

再現性があるものなので、興味がございましたら是非!



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nishimura*design

工場勤務後、インテリアデザインを学び、現場での経験を積みました。床仕上げ業者で7年勤務後、早稲田で学び、2級建築士を取得。子供のために検査・審査の仕事をし、現在は建築補助として活動中。模型製作やスタディが得意で、共に働ける仲間を探しています。

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